日没

東京はクリームソーダの街らしい

デイ・ゴ—・バイ

今日が何月何日なのかも分からない。手帳に予定を書き込むこともいつしかしなくなった。ネットで見かけていたとても好きな呟きをする人が居なくなって何ヶ月経ったかも忘れてしまった。坂道の向こうの踏切を越えたところにいるから、傘を持って待っているよ。 青が溶けた水溜まりで足を洗って、突然の風に髪が乱れたって手の中の花が落ちてしまったって気にしない。だって、今が何なのかも分からないんだから。

君が好きな曲をたくさんたくさん聴いた。どれも映画のエンドロールを想像してしまうような曲ばかりだった。どうしたってこの時がずっと続かないってこととか色んな瞬間が積み重なっても変わってしまう気持ちとか、そんな物思いにふけてしまう自分がいていつもほんの少しだけ哀しくなる。音楽を聴いたって写真を撮ったって何百回と気づくこと、それに気づかないふりをして何故ひたすら終わりに向かうのだろう。時間がないし時間がないし時間がない。それでも、「エンドロールには早すぎる」

最近この曲をずっと聴いています。それでは、