・8月 線路沿いの神社が隠れ家だった。お社の裏の縁側のようなところに腰を下ろすと目の前には線路があって、電車は2.3分おきに通り過ぎた。長いことそこで何をするでもなくぼんやりしていたが、やがて手持ちぶさたになって古本屋で買った江國香織の「なつの…
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