日没

東京はクリームソーダの街らしい

Leo Berne

 

お気に入りのCDのジャケットからその写真家を知ることは多い。Sigur Rosの『Med sud i eyrum vid spilum endalaust / 残響』のジャケ写(裸の人たちが青空の下走ってる写真)を担当してるライアン・マッギンレーなんかとても好きなんですが。

たまたまtumblerで見かけて気に入った写真がありまして、調べたらLeo Berneという写真家の方でした。この人の写真はどこか冷たくて哀愁漂う香りがしてセクシーで洒落ててかっこいいのです。HP調べていろいろ見てたら、なんとTwo Door Cinema ClubやYellow Fangのアートワークをしている方でびっくり。

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ツードアに関してはデビュー時からほとんどのアートワークを担当しているようで。『Tourist History』のジャケ写や歌詞カードのこの写真、すごい良いなぁと思ってただけに妙に納得…。2nd『Beacon』のあのジャケ写もですよ。天井に女性が上半身ささってて紫色のパンティーまるだしで股間が光ってるやつ…。CDジャケットとしてもかっこいいしインパクトあるしセンスが最高。

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 外国の空気感といえばもちろんそうだけど、どこか日本っぽさというか懐かしさみたいなのも感じるところがあります。被写体が生々しかったりリアルなものなんだけど、写真の色が柔らかくて光に切なさがあるところが好き。あと1人だったり2人だったりするんだけど、それぞれの人対人だったり、人対空気だったりのその距離感が言葉では表せないところの感覚をとらえてる。(というかわたしの思うその感覚ととても近しい感覚がこの人の写真にはある気がしている)

誰が見ても美しいものをただ美しいように切り取っただけのものは、わたしには寄り添ってくれない。。そんな気がずっとしてる。でもどうにもならないやるせなさだったり虚無感や影を誰かが持っていてそれでいて世界があるしそれでも美しいものは本当に美しくて涙がでる。そんな気もずっとしている。。

Leo Berne HP(http://leoberne.com/home)(http://www.ibarelyremember.com/