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日没

東京はクリームソーダの街らしい

midnight

右手首につくってしまった火傷の痕がなかなか消えない。1ヶ月くらい経っただろうか、治ってもいい頃なのにまだうっすらと残っている。不思議とぼんやり眺めてしまって、頭の中でその点と点を結んでなにかの星座みたいに見えるなぁなんて思ったりして、そうしてるとなかなか消えないこの痕もまぁ悪くないなぁと思えた。この形は何座に似ているんだろう。星座のことは何にも分からないから、勝手に名前をつけようかな。憶えていられるように名前をつけたり言葉を綴ったりすることって自然な行為だと思うけど少し身構える。昔から名前をつけるのがとても苦手だった。そういえば大学に行く途中よく逢う野良猫たちにもいい名前がつけられなくて、いつしか名前をつけるのをやめてしまった。わたしの中ではあの子たちには名前がない。それでもまた会う時まで憶えているよ。そしてきっと、あの猫たちにはたくさんの名前がある。世界が明日終わってもどうでもいいみたいな眼をした君にぴったりな名前が。

7月20日、朝顔の苗を植えた。色違いの5つの朝顔。小学生の時に育てた朝顔は何色だっただろうか。曙、紅、藤娘、残月、雪。ベランダに色とりどりな朝顔が咲き乱れる様子を想像すると少しワクワクする。丁寧に育てたい。

今日は海の日だったらしい。