日没

東京はクリームソーダの街らしい

ささやき

 

レディオヘッドのアプリをダウンロードしようとしたらiOS7が必要と言われていじけてます。せっかくここまでiOS7にしないできたプライドが今音を立てて崩れかけているところ。。

最近はオリンピックのせいかみんな夜更かししてて山口一郎風に言うと、良い違和感ですね。スポーツのことはあまり分からないですが、何年何十年も、この一瞬のためメダルのためにストイックに練習してきた素晴らしい人たちを「わたしは見るに値する人間なのか…?」と思ってしまうほどです。まぁそんなすごい期待されてる人たちが実際結果を残せず、それに対しての励ましかなんだか分かりませんが世間が「メンタルが弱いとか言うけど、とてつもないプレッシャーだったはず。もし私がその立場だったら耐えられない。すごい。」とか言う人。意味分からないこと言うのやめてください。。

 

この前散歩していたら乾燥したトゲトゲしたものを拾いました。そしたらそのトゲトゲ、大学の近くのガラクタ雑貨屋さんで50円で売っていたのです。そこにはコンペイトウの実、と書かれていました。たしかに金平糖のようにトゲトゲしていて丸いのです。わたしは何の実か分からないで拾って、なんだか可愛かったので持って帰って今でも家にあるんですが、それがコンペイトウの実だと分かってもっと可愛く見えてきました。しかも50円で売ってるのに自然で拾っちゃったというお得感。…でもまぁお分かりのとおり何の役にもたたない無駄なものだし食べれませんので価値はないんですけど、無駄なものだから欲しくなるというか。お祭りのはずれでもらえる吹くとピョロロ〜ってでるやつ、川辺に落ちてるガラスの欠片、かわいい缶詰のラベル、チケットの半券、アヒルのシャボン玉、コンペイトウの実。無駄なものが無くなっても多分死にはしないけど、無駄なものが無くなってしまうことはとても悲しいことだと思うわけです。わたしはそういう幸せのささやきに耳を傾けられない大人にはなりたくないと切に思います。。

「時はささやくように 今は次を待つそんな気持ち」